なんか風強いですね。
ことしは今までみたいに企画の仕込みのためのインプット、企画の発案のためのアウトプットだけじゃなく、企画を実現させるためのストラテジー(戦略)を考えなければならないことが多くて、それはそれで面白い1年でした。なんにせよ、新しいことをやれるというのは。でも、すごく優秀だった人が突然ダメになるのは、この「ストラテジー」をやりすぎると「アウトプット」がおろそかになるからなんだろうなあ、とちょっと思った。「戦略」はキャリアを積むほどうまくなるけど、「企画」はその都度毎回上も下も横一線だからね。「戦略」に走りたくなる気持ちもわかる。でもそれだけだと人間ダメになるよ、とミライの自分に。
振り返りついでに、「ことし読んでテンションが上がった!5冊」を。
1)ジュンパ・ラヒリ「見知らぬ場所」(新潮クレストブック)
「停電の夜に」の作家さんの新作。アメリカで4月に出たのの翻訳が8月にはもう出た!しかもどれもすごくツボでした。
2)萩元晴彦ほか「お前はただの現在にすぎない」(朝日文庫)
1968年に出たテレビ論の「古典」の復刻版。面白かった。まだ革命を信じてた頃の言葉遣いがかなり耳障りだけれど。むのたけじさんとか、澤田隆治さんとか、40年間まったくブレてない人たちがいてスゴイ。
3)若桑みどり「クアトロ・ラガッツイ」(集英社文庫)
仕事で歴史関係の本を読むことが多かったんだけど、ことし出た中ではコレがダントツに面白かった!いわゆる「天正少年使節団」の波乱の運命について書かれた本。ジャニーズとかでドラマ化してくれないかな。
4)ミルキイ・イソベ「ブックデザイン・ミルキイ流」(毎日コミュニケーションズ)
本の装丁について、自作を例にとって手取り足取り教えてくれる、本好きにはたまらん1冊。いまだ熟読中です。
5)大塚ひかり「全訳 源氏物語1・2」(ちくま文庫)
源氏物語のエロの部分にこだわり抜いた新訳。超パワフル!いや~、仕事はここまでやり切らなきゃ!と励まされます。早く3巻が読みたい…。
ことしは今までみたいに企画の仕込みのためのインプット、企画の発案のためのアウトプットだけじゃなく、企画を実現させるためのストラテジー(戦略)を考えなければならないことが多くて、それはそれで面白い1年でした。なんにせよ、新しいことをやれるというのは。でも、すごく優秀だった人が突然ダメになるのは、この「ストラテジー」をやりすぎると「アウトプット」がおろそかになるからなんだろうなあ、とちょっと思った。「戦略」はキャリアを積むほどうまくなるけど、「企画」はその都度毎回上も下も横一線だからね。「戦略」に走りたくなる気持ちもわかる。でもそれだけだと人間ダメになるよ、とミライの自分に。
振り返りついでに、「ことし読んでテンションが上がった!5冊」を。
1)ジュンパ・ラヒリ「見知らぬ場所」(新潮クレストブック)
「停電の夜に」の作家さんの新作。アメリカで4月に出たのの翻訳が8月にはもう出た!しかもどれもすごくツボでした。
2)萩元晴彦ほか「お前はただの現在にすぎない」(朝日文庫)
1968年に出たテレビ論の「古典」の復刻版。面白かった。まだ革命を信じてた頃の言葉遣いがかなり耳障りだけれど。むのたけじさんとか、澤田隆治さんとか、40年間まったくブレてない人たちがいてスゴイ。
3)若桑みどり「クアトロ・ラガッツイ」(集英社文庫)
仕事で歴史関係の本を読むことが多かったんだけど、ことし出た中ではコレがダントツに面白かった!いわゆる「天正少年使節団」の波乱の運命について書かれた本。ジャニーズとかでドラマ化してくれないかな。
4)ミルキイ・イソベ「ブックデザイン・ミルキイ流」(毎日コミュニケーションズ)
本の装丁について、自作を例にとって手取り足取り教えてくれる、本好きにはたまらん1冊。いまだ熟読中です。
5)大塚ひかり「全訳 源氏物語1・2」(ちくま文庫)
源氏物語のエロの部分にこだわり抜いた新訳。超パワフル!いや~、仕事はここまでやり切らなきゃ!と励まされます。早く3巻が読みたい…。
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