ひとヤマ越えた

2008年4月22日 日常
並行して進めている新旧プロジェクトはどちらもそこそこ順調。とりあえずよかった。これから秋まで単発のプロジェクトが5つくらいあるけど、まあ大コケするのはないだろうから、一応ことし最大のヤマは越えた感じです。長い4か月だった…。頑張った自分にご褒美を、と考えたけど、何が欲しいって「とんかつが食べたい」ってことくらいしか思いつかなかった…。

宇多田ヒカルが最新刊のロッキンオンのインタビューに
「ひとりじゃないとモノを考えられない」
って答えていて、かたや広告批評では気鋭のデザイナー森本千絵が
「大勢とワイワイやってないとアイデアは生まれてこない」
って言ってて、対照的!って思いました。

ちなみにぼくは圧倒的に「宇多田さんタイプ」。最近特に時々娘と外で会う以外はほとんど部屋に引きこもってひとりであれこれ考えています。今のプロジェクトの細部のこととか、秋以降の新しい企画のこととか。ひとりで部屋にいて、自分が選んだ食材を口にし、自分が買った家具に囲まれ、自分が聴きたい音楽を聴きながら、自分が決めた色で統一された空間に身を置くと、少しずつ「自分ならでは」のアイデアが浮かんでくる気がするんですよね。どんどんひとりに慣れて行く自分を省みるとちょっと淋しい気持ちになるけれど、いまはひとりがとても快適だし、結局自分はひとりが好きなんだと思います。でも、これだけ色恋沙汰から遠ざかってしまうと「もし恋が突然落ちてきたとしても、果たしてその時自分は拾うことができるだろうか」と不安になったりしますが…。まあ、落ちてきた時に考えればいいか。もし何かが突然落ちてきたとしても、それが「恋」かどうか見分ける方法さえ忘れてしまってる気がするけど。

こんなどうでもいいことをつらつら書き連ねるのもアマゾンのレビュー機能が直らないせい。楽天ブックスのじゃどうも書く気がしないんですよね…。ちなみに最近読んだ中ではオタク王改めダイエット王の岡田斗司夫さん著「オタクはすでに死んでいる」(新潮新書)が面白かった。しかしつくづく思うけど言葉って鋼のようなものですね。身を守る鎧にもなるし、人を傷つける刃にもなるし、木の中から仏を彫り出す鉈にもなる。この岡田さんの本のように。おすすめです。

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