逃げちゃダメだ!

2007年11月27日 日常
って、わかっているのにいまだに逃避中。本当に仕上がるんだろうか。「いっぱいいっぱいなんで、明日まで待ってください!」って言って待ってもらってるのに。ごめんなさい。ホントは全然いっぱいいっぱいなんかじゃないです。土曜の夜なんか飲みに行って、その後すごく幸せな気分になってそのまま12時間くらい寝ました。きのうもやろうやろうと思いながらしっかり8時間睡眠。いまも下書きしながら眠くてたまりません。
でもなんでこんなに乗らないんだろう、今回のレポート。ほかの仕事は全然余裕で終わったんだけど、これだけがどうにもこうにも進まない。たぶん心のどこかで、「本当の締め切りは明日の朝10時だ!」っていうことをわかっていて、逆算すれば朝5時くらいから本気出せば間に合うや!って思ってるんだよオマエってやつは!ああ、なんでこんなにダメ人間なんだろう。でも治らないんですゴメンなさい!追い詰められないと本気になれないカラダなんですううう!

…自分を追い詰めるのも飽きたのでちょっときょうの思いつきをひとつ。

本屋にそろそろ来年の1月号が出始めたけど、相変わらず「キャンキャン」は元気ですね。なんていうか、雑誌自体からオーラが出てるっていうか、自信にあふれてる。一方で「JJ」はまた路線変更したみたいで、表紙からしてぱっとしない。何でこんなに差がついちゃったんだろう。そもそも「キャンキャン」なんて「JJ」のパクリ雑誌だったのに。

「エビちゃん」とか「もえちゃん」とかの存在もさることながら、重要なのは「モテ」っていう、要するに「不特定多数にちやほやされたい」という女の子の欲望をやわらか〜く表現するワードを発見したことがすべてだったんでしょうね。あせったJJは差別化の意味で、”「モテ」より「愛され」”というコンセプトで、要するに「誰からも広く浅く可愛がられるより、ひとりの人に深く愛されるほうがいいですよ」ってことを提案して「コンサバ回帰」を狙ったんだけど、無惨に失敗。読者である若い女性は、ひとりに「愛され」ることよりみんなに「モテ」ることの方に価値を感じていた。当然だよね。株だって外国株とかにリスク分散する時代、ひとりだけにベットする、なんてそもそもありえない。リスク分散のためにも「みんなにモテる」必要があり、「みんなにモテる」ための近道は「みんなにモテてる女の子(=キャンキャンの読者モデル)と同じものを買う」のがてっとり早い!という流れ。うまく回っている。売る側も、買う側も、みんなが幸せ。上品か下品かはともかく。外野でとやかく言うことじゃない。わかってるけど、ぼくは「女の子」じゃなくてよかったなぁ、って、こういう雑誌をぱらぱらめくりながら思ってしまいます。

まあ、男も本当はそういう価値観に身を置かないと「モテ」ないかも知れないんだけどね…。でももういいや、モテなくて。最近ちょっと仕事関係で「無駄モテ」気味なんだけど、気を使うだけで楽しくも何ともないし。かと言ってまったくないと淋しいんだろうなぁ…。大体ホントに「モテ」界から引退したいなら新しい服なんか一着も買わなくていいはずだしね。なのにこの冬コートからセーターからあれこれ買っちゃってる自分は結局まだ「モテ」界に身を置いてじたばたしたいんだろうな。

…いい感じで訳がわからなくなってきたので仕事します。でも体が冷えてきたのでその前にお風呂はいろう。30分で出て締め切りまで6時間。間に合うのか…。

CanCam (キャンキャン) 2008年 01月号
[雑誌]ISBN:B000YD2JJ8 雑誌 小学館 2007/11/22 ¥620

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